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義兄弟
アクション&ドラマ
監督:チョン・フン
出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン
封切り:2010年2月4日
南加佐洞の狭い路地で撮影したきわどい追撃シーン、リアルにソウルの路地を貫通する!
『映画は映画だ』で映画の本質を貫くリアルアクションシーンで大衆をひきつけたチャン・フン監督。二作目『義兄弟』では、ソウルの旧市街地を疾走する自動車追撃シーンを披露する。撮影はニュータウン開発地域・南加佐洞で行われた。撮影当時、南加佐洞は撤去作業の真最中で、飛び散るホコリ、捨てられた生ゴミの悪臭だけでなく、突然降った雨のために撮影は難しい状況だった。しかしチャン・フン監督は映画で見える空間が、映画的空間ではなく人生の空間、実際の空間となることを望み、南加佐洞の狭い路地が雑然としていても躍動的なソウルを表現するのに適していると判断して撮影を進行した。特に狭い道路での撮影は速度を制御しにくいため事故の危険性が高いだけでなく、動く車両に乗った人物を撮影するのに困難があった。人物の細かい表情までカメラに収めたかったイ・モゲ撮影監督は、車両のボンネット部分を切断してシューティングカーに連結して、レッカー車が入れなかった路地でもハンギュの表情を捉えた。この他にもエレファントカム、クラッシュカム、シリンダーカムなどイ・モゲ撮影監督が製作した特殊装備と、電気車、ステディカムなどを活用した南加佐洞での車両追撃シーンは、『義兄弟』だけの迫力あふれる見どころをプレゼントする予定。
グーグル衛星で探した仁川の工場、365日24時間フル稼働の工場で、手信号で撮影に臨む!
映画の中でハンギュとチウォン、二人の男の最初の出会いがソウルのド真中のアパートで撮影されたとすれば、二回目の出会いは仁川のリサイクル工場で撮影された。場所は南への派遣工作員だったチウォンが身分を隠すのに容易でありながら、チウォンの正体を探るハンギュがチウォンの動向を把握できるように、外部からオープンの構造でなければならなかった。二人の男の偶然の出会いが成立する場所であると同時に、激しいアクションシーンが展開する場所なので、映画の中でも重要な場所だった。
制作陣は適した場所を探すために、大韓民国にある工場をすべて訪ね歩いたが、すべての条件に一致する場所を探すのは容易ではなかった。工場ハンティングだけで数日間を費やし、もしやとグーグル衛星で検索して、偶然仁川にある一つの工場を捜し当てた。しかし撮影許可を取るのも楽ではなかった。鉄骨構造のこの工場は廃棄物リサイクル工場で、365日24時間フル稼働しているだけでなく、稼動している間は騒音のために撮影が不可能だった。制作陣の日参の末、工場側は5日間の撮影を許可したものの、その中の2日間だけに工場稼動停止の許可を出してくれた。決まった時間内に撮影を終えなければならなかった制作陣は、悩んだ末に手信号を決めて撮影を進行した。工場が稼動している間は、すぐ横にいる人ともコミュニケーションが取れないほど騒々しいうえに、砂ボコリのために呼吸まで困難な状況の中で無事に撮影を終えることができた理由は、手信号と目つきだけでも一糸乱れずに動くことができた、最高のチームワークがあったからだ。
緊張感と笑いが共存したオフィステルセットでの撮影記、敵だとばかり思っていた二人の男の危険な義理を描く!
都心での謎の銃撃事件以後、6年後に偶然再会したハンギュとチウォン。彼らは各自の目的を隠したまま、ハンギュの事務室兼住居のオフィステルを拠点に、危険な同行が始まる。このオフィステルは両水里総合撮影所内に建てられたセットで、二人の男が互いを警戒して同行を始める場面から、時が経って徐々に理解していく過程を最も克明に見ることができる空間だ。アクションシーンや外部撮影が多く、オフィステルセットでの撮影回数が相対的に少なかったせいで、俳優とスタッフはハードなスケジュールを消化しなければならなかった。早いテンポで進行する撮影スケジュールによって、スタッフたちはソン・ガンホとカン・ドンウォンが、時間の流れに伴った感情の変化を把握しにくくはないだろうかと心配した。
しかし2人の俳優は集中力を発揮して、短い撮影期間にもかかわらず、変化する二人の男の微妙な心理と関係を完壁に演じた。それだけでなくソン・ガンホとカン・ドンウォンは、カットのサインが出たあとは、ハードな撮影日程からくる緊張感が渦巻く撮影会場の雰囲気を、和気あいあいとさせる余裕まで見せた。ソン・ガンホは忠武路のベテランらしく、リーダーシップと包容力を遺憾なく発揮して、笑いがあふれる現場の雰囲気を作り出し、カン・ドンウォンはセット場の一角でギター演奏を披露してスタッフの注目を浴びた。このように緊張感と笑いが共存したオフィステルのセットシーンは、敵だとばかり思っていた二人の男ハンギュとチウォンの変化する関係を見守る、重要な観戦ポイントになるだろう。
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