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安東(アンドン)
の紹介。
安東(アンドン)は儒教のふるさととも呼ばれるところ。朝鮮時代ここは書院や郷校など当時学問の殿堂とされる場所が全国でも最も多くあった所で、儒学の先駆者的な多くの学者を輩出し、今現在も26の書院が残っています。
安東はその昔、両班(ヤンバン)と呼ばれる貴族たちが多く住んだところで、その邸宅が多く残されています。今もその邸宅を守りながら住み続けている子孫たちも多くいて、最も有名なのは“知礼芸術村”と“全州柳氏務実宗宅”。ここは現代に残る生きた民俗村とも言える場所で、中には韓国の伝統的な生活を体験できるよう民宿を営んでいる家もあり、観光客に好評です。
またこのエリアの有名観光地としては1999年にイギリスのエリザベス女王が訪れた河回村(ハフェマウル)や河回仮面博物館、陶山(トサン)書院などがあり、特に河回村女王が訪れた後世界中が注目するエリアとなりました。
他にも、この地方に伝わる仮面にちなんだ「安東国際仮面劇フェスティバル」などのお祭りや、独特の郷土料理も豊かで、韓国の伝統的な雰囲気の中で「見る・食べる・楽しむ」を満喫できる注目エリアです.
(1)河回村(ハフェ・マウル 안동 하회마을)
住所 ; 慶尙北道安東市豊川面河回里 690
安東(アンドン)市にある河回村(ハフェマウル)は朝鮮時代の住宅樣式と村の形態をそのまま残している所です。そして人工的に造られた村ではなく現在も人が住んでいます。
河回村(重要民俗資料第 122号)は三面が洛東江に囲まれています。そのため村の名前を水が回って流れるということから河回と呼んでいます。
河回村は周囲に古い松林とひろく柔らかい砂浜が形成されていて向かい側には絶壁があります。朝鮮(1392~1910)時代の儒学者である謙唵柳雲龍(1539~1601)先生と壬辰倭亂(1592年の日本の侵入)の時に大きな功をたてた西厓柳成龍(1542~1607)先生兄弟により広く知られるようになりました。
山と川に囲まれた地理的な条件から敵の侵入を一度も受けたことがなく上流層の瓦家から民家の藁葺き家まで昔の姿をそのまま保存しています。
この村では180 家口があり豊山柳氏の集団村です。宝物に指定された家屋は宝物第306号の養眞堂と宝物第 414号の忠孝堂があります。それ以外にも重要民俗資料として河回北村宅(第84号), 河回南村宅 (第90号), 河回主一濟(第91号) 等が指定されています。
村で宝物あるいは重要民俗資料に指定された家屋は豊山柳氏の所有で特にその中でも柳雲龍と柳成龍の遺蹟が中心になっており柳氏集団村の形成時期と歷史的背景を推し量ることが出来ます。
河回村といえば別神グッ仮面劇(村の平和と豊作を祈る儀式)と河回仮面が有名です。河回 別神仮面は残っている仮面の中で最も古い仮面で, 河回別神グッ仮面劇に使われます。河回村は1999年英国女王の訪問により有名になりました。またここでは主に仮面舞を主題に多くの行事が開かれます。
安東国際仮面舞フェスティバルが毎年9月末から10月の約10日間 河回村や安東市 川岸祝祭場で開催されます。
現地アクセス
バス:安東市外バスターミナルの向かいのバス停から河回村行きの46番市内バスに乗り、河回村前で下車。
(1日6回運行/約50分所要)
タクシー:安東市外バスターミナルから約30分所要。
データ
お問い合わせ : 管理事務所 +82-54-854-3669 (韓国語)
ホームページ :http://www.andong.go.kr/(日本語可)
見学時間 : 09:00-19:00(3-10月)09:00-18:00(11-2月)
  入場料 :
19歳以上 : 2000ウォン (団体(30人以上)-1700ウォン)
13~18歳 : 1,000ウォン (団体(30人以上)- 800ウォン)
7~12歳 : 800ウォン (団体(30人以上)- 600ウォン)
*6歳以下は無料
(2) 陶山書院(トサン・ソウォン도산서원)
住所 : 慶尙北道安東市土溪里680番地
陶山書院 (トサンソウォン)は1574年(宣祖7) 宰相だった李滉の学問と徳行を追慕する弟子達と儒学者達が中心になり建てられた儒学学校です。
陶山書院は退溪李滉が儒学生達を教育し学問を修めさせた所です。
1969年に事蹟第170号として指定され朝鮮(1392-1910) 宣祖(在位 1567-1608) 7年 (1574)彼の学徳を追慕する文人と儒學者達が尙德祠という祠堂を建てました。祠堂に退溪位牌を安置して祭祀を行った後に典敎堂(宝物 210)と東西齋を建て書院として完成させました。書院が完成すると宣祖が陶山書院に扁額をくだしました。
書院の正門に入ると右側に陶山書堂があります。書院の建築物は四角い柱や下張りのある大梁の簡略な構造物等で全体的に簡素です。書院の後方にのぼり進道門を過ぎると本を保管する光明室があり書院の主な建物としては典敎堂と東西齋があります。
典敎堂の後ろには尙德祠があり周辺には陶山十二曲を印刷するために刻まれた木がある藏板閣があります。1970年に新しく建てられた玉珍閣は退溪先生の遺物展示館として退溪先生が生存中使われた文具類と室内備品,好んで読まれた本を保管,展示しています。
現地アクセス
安東市外バスターミナル前より陶山書院行きの67番の市内バスに乗車。(1日4回、所要時間約30分)、
タクシーでは25-30分所要。
データ
お問い合わせ : 陶山書院管理事務所 +82-54-856-1073 (日本語可)
観覧時間 : 09:00-18:00
入場料
大人(ウォン)1,000 (団体(30人以上)-800)
青少年(ウォン)500 (団体(30人以上)-400)
子供(ウォン)400 (団体(30人以上)-300)
※子供:満7歳-満12歳 / 青少年:満13歳-満18歳 /大人満19歳以上
(3)グルメ
安東のグルメには「チムタク」と「ホッジェサッパッ」というものがありますが、「チムタク」とは鶏肉をジャガイモや春雨などの材料と共に蒸し煮した辛い大皿料理。「ホッジェサッパッ」とは、祭祀の供物として作った和え物などをご飯に混ぜて食べるビビンバのようなものです。
これらは河回村か安東ダムの周辺の食堂や市内の飲食店で食べることができます。特に安東市内にあるチムタク通りは有名です
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