<嶺羊の群れ牧場>
緑がぽつんぽつんと顔を出し、色とりどりのつぼみが満開の5月! 本格的な春の饗宴が始まる韓国の5月は、まさに季節の女王と言えよう。
大関嶺牧場への旅は、冬中凍り付いていた土をくぐり抜けて生えてきた生動する生命の息吹が十分に感じられる。大関嶺は江原道江陵市と平昌郡の境にある標高832mの峠で、全体の長さが13kmもあり、峠の曲がりが99ヶ所に至る。
韓国最高の山である白頭山が標高2,744mだから、ソウルから嶺東地方に向かう時通らなくてはならない太白山脈の関門であるこの峠は、白頭山の4分の1を切り取ったものよりずっと高い。韓国で真っ先に霜が降りる所で、冬には雪がたくさん降ってスキー場としてもってこいの立地。しかし、冬中積もった雪が全て解けた春は、田園の風景を満喫できる旅行地としても逸品だ。
1. 大関嶺羊の群れ牧場
大関嶺の尾根に位置している大関嶺羊の群れ牧場は韓国で唯一の羊牧場だ。美しい丘の上に広がる広い草地で200匹の羊の群れがのんびりと草を食む。この牧場の名前は元々豊田牧場だったが、映画撮影地として人々に知られるようになってから名前を羊の群れ牧場に変え、休養と観光を目的に一般に開放されている。
羊の群れ牧場は6万2千坪の面積に、周囲2.5㎞のこじんまりとした規模で、周辺の牛牧場に比べればスケールは小さいが、異国的な雰囲気では決して劣らない。冬になるとここは背の高さまで白い雪が積もるが、雪の作り出す柔らかい尾根の所々に立っている落葉松と裸木の姿はロマンチックそのものだ。
こんな雪景色の他にも、この時期に羊の群れ牧場を訪れれば楽しいことが盛り沢山だ。入場料2,500ウォンを払うともらえる干し草を、羊達にあげる体験は都市でばかり暮してきた人々には驚異とまで感じられるだろう。
●位置 : 江原道平昌郡道岩面横渓里 14-104
2. 大関嶺三養牧場
600万坪規模の東洋最大の牧草地を誇る大関嶺三養牧場は人気ドラマ<秋の童話>の撮影地として有名だ。緑の若芽と軟らかい若草が新しく出始める春の日、<秋の童話>の風景を思い出しつつ春の色を満喫するために、大関嶺三養牧場に向かう人々はドラマのような愛と浪漫を夢見る。
普通の牧場のように牛を飼うために作られた三養牧場は、長さ約8km、幅約3kmの草地の中に総延長約22kmの循環道路があり、その循環道路に沿って車で通行することができる。入場料は乗用車1台当たり3千ウォン。
●位置 : 江原道平昌郡道岩面横渓2里1-103番地
3. 周辺の観光地
①五台山月精寺
江原道江陵市、洪川郡、平昌郡など三つの市郡に跨っている五台山は山全体にもみの木がびっしりと生い茂っていて樹木群落の絶景を見せてくれる一方で、屏風のように取り囲んでいる峰を連ねる尾根の緩やかな曲線は韓国の美を完璧に表現している。また、老人峯を起点に東の方に繰り広げられる奇岩の姿が金鋼山に似ているといって小金剛と呼び、また、鶴が羽を広げる形をしているといって別名青鶴山とも呼ばれる。
新羅時代の古刹である月精寺は一柱門から始まる数百メートルのもみの森の道が圧巻。雪の降った直後、雪景色の中で森の道を散歩していると、まるで夢路を歩くようで恍惚感に浸る。家族と共にする山寺体験、疲れた心を癒し、忙しく歩いてきた日々を振り返える静かな冥想と思索の時間が必要な人々のための山寺での一日など、多様なテンプル・ステイ・プログラムもある。境内寂光殿前の八角九層石塔(国宝第48号)が代表的遺物。
②蓬坪ハーブ国
ハーブ国にはハーブの全てを学べるハーブ庭園と様々なテーマで作られた七つのテーマ・ガーデン、そして、ハーブ国で使われるハーブを育てる農場で構成されている。ハーブ国で栽培する約100種のハーブを見てから、ハーブ国にある白樺の家でハーブを利用したいろいろな食べ物とハーブ茶を味わうことができる。
►人気メニュー
ハーブ・パン・セット(ザラダ + トースト + ハーブ茶) 5千ウォン
ハーブ・ビビンパ(ビビンパ + 味噌チゲ + ハーブ茶) 8千ウォン
►位置: 江原道平昌郡蓬坪面興亭里 303番地
►電話: 033-335-2902
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