今月の韓国芸能人

今月の韓国芸能人は・・・
「イ・ヒョリ」
第12回
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概要

アイドルグループFIN.K.Lのリーダーで2003年8月にソロデビューを果たしたイ・ヒョリ(24)。イ・ヒョリ1集 /STYLISH...EHYOLEEのタイトル曲「10Minutes」後続曲「Hey Girl」が続けざまの大ヒットを記録し、2003年11月に行われた音楽専門ケーブルTV局m.net主催ミュージックビデオ・フェスティバルで最高人気賞を獲得したのを皮切りに、地上波で放送された年末恒例の各歌謡大賞でも次々大賞を獲得した。FIN.K.Lのメンバーとしてではなく、一人の歌手イ・ヒョリとして大ブレイクした彼女の人気の秘密と人となりとは・・・・。

出身地は忠清道(チュンチョンド)、田舎の貧しい理容店の末娘として生まれた。幼い頃は家が貧しく、経済的に困難な時期が長く続いたという。10代になる前に一家でソウルに上京したが、そこでも余裕のある生活とは無縁だった。

共稼ぎで必死に働く両親の代わりに彼女の世話をしてくれたのは、優しい姉と兄。物質的には恵まれなかったが、温かい家庭に育った。しかし苦しかった時期を思い出させるからという理由で、今でもうどんを食べることに抵抗があるという。このような苦労を身に染みて感じて来たため、人気アイドルとなった今でも生活は至って質素だ。

中学の頃から愛らしい容貌で人の目に留まることが多かったという彼女は高校生の時に参加したTVのクイズ番組が契機となり、芸能界に足を踏み入れることになった。番組を見た芸能関係者からスカウトされたのだ。日頃から洋楽をよく聴いていて、自分自身でも歌うことが大好きだったという彼女は、現所属事務所DSPエンターテイメント(当時は大成企画)に所属、歌手になるべく新しい一歩を踏み出した。

そして98年5月、4人のメンバーで構成されたアイドル・グループFIN.K.Lの一員としてデビュー。笑うと三日月のように細くなる可愛らしい笑顔と親しみ深い印象で、メンバーの中でも1、2を争う人気者となった。発表するアルバムは全て人気チャートの上位につけ、順調に活動を続けていく。彼女たちのプライベートや衣装、言動などが常に10代ファンの注目の的となり、時代を象徴する人気グループとして成長した。そんな中、2002年4月に4集アルバム活動を終えたFIN.K.Lはここで一時的に活動休止を発表、ひたすらトップを走り続けてきた疲れをここで癒そうとするかのようだった。

しかし、活動休止後もイ・ヒョリは走り続けた。昨年6月にはバラエティー番組のMCとしてソロ活動を開始、年末の芸能大賞授賞式では司会に抜擢され、歌以外の場面でも十分に通用する才能の持ち主である事が証明された。時にはTVでの率直過ぎる発言が視聴者の反感を買うこともあったが、多くのファンは彼女の素直さを好意的に受け止めている。

MCとしても人気を博していた昨年、彼女自身はやはり歌が自分の勝負どころだと考えていたようだ。その意欲が実を結び、念願のソロ・デビューを果たしたのが今年の夏。FIN.K.Lはどちらかと言うと少女っぽさを売りにしたグループだったが、発表された1集タイトル曲では大勢のバックダンサーを従えイメージをガラリと変えたセクシーな衣装で登場。多くのファンを驚かせた。この曲は発表からすぐにヒットチャートの1位を獲得、‘10分以内に目当ての男を奪ってみせる’という挑発的な内容と相まって賛否両論を呼び、大きな話題となった。

人気と共にタレント、イ・ヒョリとしての価値は日を追うごとに上昇、6ヶ月の間にCF出演料が3億ウォンまで跳ね上がり、今年一年のCF出演料の総額は50億ウォンにもなるという。

そんな彼女の気になるCDセールスは15万枚。これだけヒットした曲の売上がわずか15万枚というのは、年々不況の深刻さを増している音盤市場の状況を考慮しても少なすぎる数字だ。2002年に、チョ・ソンモが300万枚近いセールスを持って歌謡大賞を獲得したことを思えば、自体の深刻さに愕然となる。

また、彼女の今年の大成功はイメージ戦略の勝利だと分析する業界専門家は多い。音盤全体の売上が冷え込んでいるのに加えて、彼女にはもともと備わった確固たる歌唱力がないため2004年も同じような活躍を見せるのは難しいのではないかという意見だ。確かに、FIN.K.Lでの‘子供時代’から成長した大人の女性イ・ヒョリへ、ファンにとってはこの変身がこの上なく目新しく新鮮に移ったであろう。

しかし、毎年毎年イメージを変えていけるはずもない。多くのCFで消費される彼女のセクシーなイメージはそのうち視聴者に飽きられてしまうのではないかと憂慮する声が多いのだ。

こういった背景を考えると、2003年彼女が手にした燦然と輝く栄光はとりもなおさず、来年から取り組むべき課題を託されたということになるのではないか。旬のアイドルが持つ可愛らしさは、歌唱力を補って余りあるものがあるが、新鮮な時期は長くは続かない。目新しい装飾に惑わされない確固たる実力をこれから彼女がどうつけていくのかが、今後の大きな課題となるだろう。


名前 イ・ヒョリ
生年月日 1979年5月10日
デビュー 1998年 1集 アルバム 「Fine Killing Liberty」
血液型 A型
身長 :167cm
体重 48kg
主な活動

<ドラマ>
三葉のクローバー(2005年SBS)

<放送MC>
ハッピートゥギャザー(2002年KBS)
タイムマシン(2002年MBC)

<受賞>
2003年 MBC10代歌手賞
KBS歌謡大賞 大賞
SBS歌謡大典 大賞
コリアンミュシックアワード(KMA)今年の歌手賞,KMTV賞
第18回ゴールデンディスク賞 本賞
m.Net KM ‘music video festival’ 最高人気ミュージックビデオ賞(10MINUTES)
2002年 KBS演芸大賞 MC部門 新入賞


<CDリリース>
2005年 Fin.K.L デジタル シングル
2002年 4集 永遠
2001年 Fin.K.L  Forever (VHS)
Memories & Melodies Fin.K.L リメイク アルバム
Fin.K.L 立体映像 Red & Blue アルバム
Fin.K.L History (2CD)
2000年 3集 - Now
The Second Live Concert (VCD)
1999年 Fin.K.L Music Video Collection / History
Fin.K.L First Live Concert (VCD)
2.5集 Special
Fin.K.L First Live Concert
2集 WHITE
1998年 1集 Fine Killing Liberty

<受賞>
2001年 SBS歌謡大典 最高人気賞
2000年 MBC10代歌手歌謡祭 青少年部門
KBS歌謡大賞 青少年部門
SBS歌謡大典 10代歌手賞
KMTV歌謡大典 大賞
ソウル歌謡大賞 本賞
大韓民国 映像音盤大賞 本賞
m.Net KM ‘music video festival’ 女子グループ部門
1999年 SBS歌謡祭典 大賞
KMTV 最優秀 ダンス賞
ソウル歌謡大賞 大賞
1998年 KMTV 最優秀 新人歌手賞
ゴールデンディスク 新人賞
大韓民国 映像音盤大賞 新人歌手賞
ソウル歌謡大賞 女子新人歌手賞

<経歴>
2001年2月〜 韓国訪問の年 名誉広報使節
2002年3月〜 禁煙運動本部 青少年禁煙広報大使

バックナンバー
第1回 イ・ドンゴン
第2回 イム・スジョン
第3回 イ・ヨンエ
第4回 ムン・グニョン
第5回 チョ・スンウ 
第6回 キム・テヒ
第7回 ウォン・ビン
第8回 チョン・ジヒョン
第9回 ソ・ジソプ
第10回 ソン・イェジン
第11回 チャン・ドンゴン

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